続「防災庁」

前回「防災庁」への期待を表明しましたが、早速始動したようです。
東京新聞(2024/11/2)によれば『政府は1日、「防災庁」の設置準備室を発足させた。
石破茂首相の看板政策の一つで、2026年度中の創設を目指す』とあります。
私は前回書いたように大いに期待しておりますが世間的には関心が薄いと言うことでしょうか?
ひょっとしたら「103万円の壁」の方が関心が高いのでしょうか?
閑話休題。更に同記事を読み進めると
『現在は、内閣府防災担当部局が災害発生時に政府内での調整役を担っている。ただ他省庁や自治体からの出向者が多く、数年で異動するためノウハウ蓄積が十分ではないとの指摘がある。』
と締めくくられています。
これはこれで怖い話だと思います。
そしてなぜ100年前から「体育館で雑魚寝避難所」が続いているのか納得しました。
「数年ごと」に(あえて言えば)「ノウハウを持たない人たち」が災害対策の「調整役を担っている」のです。実にお寒い状況ではありませんか?
兎にも角にも「防災庁」はスタートしました。
再度同記事で首相は「十分な数のエキスパートをそろえた本気の事前防災のための組織が必要。
これが設置を目指す防災庁だ」と述べたそうです。
その言や良し!どうかこの政策だけは何が何でも実現させていただきたいと切に望みます。