「年をとったら食べなさい」





表題は今回お勧めしたい本の書名です。

私事ですが若いころから「やせすぎ」で世の中に「太る情報」が

皆無なのに苦慮していました。

未だにBMI16!という状態です。

しかも相変わらずの「やせる情報」の洪水です。

そこに彗星のように現われた救世主がこの本でした。

若いうちは「18歳未満禁」並みに危険な本かも知れませんが

高齢になったら「聖典」といっても過言ではないでしょう。

本の内容は「高齢になっても食事制限していると寝たきりになります」

という警世の書で、

「血糖値を下げすぎるな」「コレステロール値は低いほうが問題」

「腎臓が悪くてもタンパク質制限必要なし」「塩分気にするよりもりもり食べろ」

などなど常識がひっくり返る情報が満載です。

太れ太れと後押ししてくれるのも心強い限りです

(BMI27が一番死亡リスクが低い由)

自分は肥満体だと思っている方も、私のようにやせすぎで悩んでいる方も一読、

勇気の出る本ではないでしょうか。

なんと言っても「命を守るためにとにかく太ってください!」

がキャッチコピーの本ですから。

因みに著者在宅医療の医師です。

「年をとったら食べなさい」佐々木淳 飛鳥新社 1273円+税

最近の医療・健康情報で一番のお勧めです。