災害列島で大切な事

2024年元日早々に能登で大震災が発生しました。
当地茨城でもかなり揺れましたので相当な大地震だと感じましたが
現地の状況が明らかになるにつれ暗澹たる気持ちになりました。
一つには2011年3月11日の東日本大震災の経験が思い出された事で、
現地の被災者の方々がさぞや辛い思いをされているだろうと案じられたことでした。
家屋の倒壊、土砂崩れ、津波、火災、道路の崩落・陥没等々数々の災害が
一度に襲い掛かり死傷者も多数に上ると思われます。
まさに言葉を失ってしまいました。
現時点で救助を待っていらっしゃる方々の無事救出を切望せずにいられません。
そして、災害が起こるたびにその対応についてもどかしさを感じる方も多いのではないでしょうか。
その中から幾つか述べたいと思います。
先ずは「避難所は命を削る」問題です。
今回の震災でも専門家から「床に直接寝ると低体温症になり高齢者は命にかかわる」
との注意喚起がありました。
当たり前ですが、体育館等の「避難所」は人が住む場所ではありません。
そんな場所に長期間放置するのは人権侵害にもなるのではないでしょうか。
100年前から変わらないこの状況、あまりにも知恵が無さすぎるのではないかと思います。
もう一つ、長崎で豪雨被害があった時もそうだったと記憶しますが、
同時に多数の救助依頼があった時応じられない問題です。
今回も倒壊家屋の下敷きになった現場からの「今すぐ来てくれ」に対して
「救援要請が多数のため順番になります」の返事で絶望したという話がありました。
これも同じことの繰り返しでは知恵がないのではないかと思います。
その他も種々疑問点が有りますが平時の工夫とシミュレーションが大切と思われます。
それを証明したのが羽田空港での日航機炎上事故からの乗客乗員全員脱出の奇跡だったのではないでしょうか。
兎にも角にも一刻も早い人命救助と被災地の復旧復興をお祈り申し上げます。



茨城県ひたちなか市のマッサージ・鍼灸治療 奈良操体療院
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諦めずにぜひ一度、ご相談下さい。