明けましておめでとうございます。
今年は2025年・・・21世紀も4分の1が過ぎ去ろうとしています。
私が小学生だった頃、少年雑誌には宇宙旅行や超高層ビルの間を空飛ぶ車が
飛び回る絵が描かれていたものでした。
夢の様な先進科学の世界・・・それが21世紀のイメージだったのです。
しかし現実の21世紀は残念ながらあまりうまくいっていないようです。
ウクライナやパレスチナ等の戦闘だけではなく紛争は各地で起こり、
各国の政治情勢も不安定化しているようです。
「不寛容で内向き」な気分が世界を覆っている様に見えます。
政治にも経済にも疎い私の「素人のたわごと」ですが、
どうか21世紀中盤には人々が平和で豊かな享受出来る・・・
そんな世界であってほしいと願うばかりです。
当面今年1月には大統領に就任するトランプ氏が
「ウクライナもパレスチナも即座に戦闘を停止させる」
と発言したと報道されましたが、願わくはそれが引き金になって
和平元年となる事を期待している所です。
茨城県ひたちなか市のマッサージ・鍼灸治療 奈良操体療院
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膝や関節の痛み、顎関節症・ムチウチ症・弾発指(バネ指)腰痛
神経痛・リウマチ・頚腕症候群・五十肩・頚椎捻挫後遺症 運動器疾患
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諦めずにぜひ一度、ご相談下さい。
投稿者: Takao Nara
「失われた30年」
私にはかねてより疑問に思う事がありました。
それは「なぜいつまでも景気が回復しないのか」
「なぜ国民の懐が温かくならないのか」これです。
昭和40~50年代の高度成長期には音を立てて金が回っている感覚がありました。
しかしバブル崩壊を最後にその状態が消え去ってしまいました。
昭和40年代には不景気になっても2年もすればすぐに景気が戻って金が回り始めました。
なぜ今そうならないのか?
TVや新聞等で専門家と称する方々の話を見聞きしてもはっきりしません。
ただその時々の景気や株価や経済対策の論評をするだけでそもそもの
「なぜ庶民の金回りが悪いのか」には(わざと避けているのかと疑いたくなるほど)言及しません。
せいぜい「企業は内部留保を取り崩して給料上げろ(分配しろ)」という話ぐらいでしょう。
その答えを渇望していたところ遂にその答えにめぐり合うことが出来ました!
『入門シュンペーター』中野剛志著・PHP新書刊・・・この本に全ての答えがありました。
ネタバレになるかも知れないので詳述は控えますが何回も目から鱗が落ち、すっかり腑に落ちました。
更には期待していなかった現代の社会現象(少子化・教養の軽視等)の原因など日本の「今」丸ごと掌をさすように俯瞰して見せてくれました。
そして「失われた30年」を越えて世界の(日本の)将来像も示してくれました。
ある意味長年の疑問が解消し満足感に浸っています。
決してサクサク読めるとは言いませんが、ご一読お勧めしたい一冊です。
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続「防災庁」
前回「防災庁」への期待を表明しましたが、早速始動したようです。
東京新聞(2024/11/2)によれば『政府は1日、「防災庁」の設置準備室を発足させた。
石破茂首相の看板政策の一つで、2026年度中の創設を目指す』とあります。
私は前回書いたように大いに期待しておりますが世間的には関心が薄いと言うことでしょうか?
ひょっとしたら「103万円の壁」の方が関心が高いのでしょうか?
閑話休題。更に同記事を読み進めると
『現在は、内閣府防災担当部局が災害発生時に政府内での調整役を担っている。ただ他省庁や自治体からの出向者が多く、数年で異動するためノウハウ蓄積が十分ではないとの指摘がある。』
と締めくくられています。
これはこれで怖い話だと思います。
そしてなぜ100年前から「体育館で雑魚寝避難所」が続いているのか納得しました。
「数年ごと」に(あえて言えば)「ノウハウを持たない人たち」が災害対策の「調整役を担っている」のです。実にお寒い状況ではありませんか?
兎にも角にも「防災庁」はスタートしました。
再度同記事で首相は「十分な数のエキスパートをそろえた本気の事前防災のための組織が必要。
これが設置を目指す防災庁だ」と述べたそうです。
その言や良し!どうかこの政策だけは何が何でも実現させていただきたいと切に望みます。
「防災庁」に期待する
この度、石破内閣が誕生し様々な報道がある中で私がただ一つ注目しているのは「防災庁」構想です。
総裁選のさなか石破候補(当時)から「先進国の中で『体育館でごろ寝』は日本だけだ」との発言があり、災害対策のみに当たる省庁の創設に意欲を見せました。
当コラムを続けてお読みの方はご存知かも知れませんが、以前私は「百年前の避難所の様子と何も変わらない」というような事を書きました。
「やっとその改善に本腰を入れる人が出てきたか」と嬉しくなり、ぜひ何があっても災害専門の省庁を創設し軌道に乗せてほしいと切に願います。
避難所での災害関連死など悲しい事が起こらないように、(所謂「復旧復興」ではなく一般住民の日常回復優先で)24時間被災地に寄り添い行動する「お役所」が絶対必要なのです。
石破総理!これだけはぶれずに「先進国並み」の防災と災害復旧の実現に全力で当たって頂きたいと切望いたします。頑張ってください。
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日米首脳の相性
この秋、日米それぞれの国の首脳が交替します。
それぞれ報道に熱が入り国民の関心も高まっているように思われます。
かく言う私も重大な関心を持って行方を見守っている所です。
ただあまりマスコミ等でも言われていない点が気になっています。
それは日米首脳同士の相性です。
ご存知のように人間関係はなかなか難しいものです。
「何だかいけ好かない奴だ」と「あいつとは馬が合う」の間には天地の開きがあると思います。
アメリカ大統領が誰になるかで日本の首相に相応しい候補者が変わると思うのです。
悩ましいのは日本の首相が先に決まり、米大統領の選出が後だという事です。
「ほぼトラ」という話も有りますが、選挙は水物結果は予断を許しません。
日本の幸せの為に次期大統領とより良い関係を築ける首相が誕生することを祈っております。
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オリンピックの魔物
2024パリオリンピックもそろそろ終盤でしょうか。
連日TVでは日本人選手の動向で持ちきりです。
しかしながら前回東京大会までは(と、記憶していますが)必ず言われた
「オリンピックには魔物が棲む」と言うフレーズが一切聞かれません。
偶々私が聞き逃しているのでしょうか?不思議なことです。
もしかすると「そんなこと言って選手が気にすると可哀そうだ」
というので報道各社協定を結んでこのフレーズを封印したのでしょうか?
今回のオリンピックも言う言わないに関わりなく魔物は大活躍の様です。
その真骨頂は「番狂わせ」で発揮されます。
勝負は言うまでもなく下駄をはくまでわからない。
競馬で言えば何時も本命が一着とは限らない。
「でもスポーツはギャンブルとは違う。○○選手はこの日のために並々ならぬ努力を重ねて来た。マスコミも金メダル有力と言っている。間違いなく勝つだろう」
というバイアスが選手団を含めた日本全体を覆っている時魔物が忍び寄っている様に思います。
しかしビギナーズラック的な「意外なドラマ」も見せてくれます。
それ程話題にならなかった選手がひょっこり金メダルを取ったりして逆にびっくりします。
もちろんオリンピック代表選手ですからそれなりの実力はもちろんあったわけですが。
松浦静山の名言「勝ちに不思議の勝ちあり負けに不思議の負けなし」は野村克也氏により有名になりましたが、剣術家の言葉として味わい深いと思います。
ところでオリンピックと魔物の話は何故言われなくなったのか是非知りたい所ではあります。
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変わる選挙
7月7日に投開票が行われた東京都知事選挙。
結果はご存知の通り小池百合子都知事の圧勝に終わりましたが、
話題になったのは2位の石丸伸二氏の選挙活動でした。
私はついこの間まで彼のことは何も知りませんでした。
しかし石丸氏が安芸高田市長時代から注目していたという方に
色々情報を頂いてその活動を知ることができました。
詳細については皆様のほうがご存知と思いますが、
私は「時代が変わった」と実感すると共に何かワクワクする感じもありました。
「サイレントマジョリティー」は「声なき声」等と言われますが
今回は声を上げた形だと思ったからです。
昔、某自民党政治家が投票に行かない人のことを
「寝ているならずっと寝ていてくれ」と言っていました。
その人たちが「起きてきた」のでしょう。
おそらく今後の選挙は間違いなく「石丸方式」が増加するものと思います。
退屈な選挙から面白い選挙心躍る選挙へ時代は急激に動いてゆく予感もあります。
それこそが「投票に行きましょう」の空念仏よりも投票率向上に寄与する事になるのではないでしょうか。
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「復旧復興」の「はて?」
以前から災害後の所謂「復旧復興」には「はて?」
(NHKTVドラマ「虎に翼」から拝借)と思っていました。
今回は広く皆様にご教示頂きたいと思っております。
東日本大震災の時もモヤモヤしていましたが、先日能登の現状をTVで見てから
益々疑問が膨れ上がってきました。
「なぜ地震発生から5ヶ月も経つのに改善の兆しが見えないのか?」此の事です。
先日の震度5強の地震で更に建物の倒壊が起こったとの報道もありました。
整理すると私の疑問は次の3点になります。
復興完成の青写真を示して貰いたい
国内外からの寄付金・支援金及び公的な給付金(貸付金ではない)を
個人・零細商店等に手厚く支給して貰いたい
避難所を人間が快適に暮らせる空間にして貰いたい
①は、例えば工程表を示しながら
「〇年後にこんな町になります。完成予想図はこれです」等の皆が
納得できるビジョンを示すべきだと考えるし、現在それが無いと思うのです。
②は、住民個々の復旧復興こそ地域の復旧復興の基となるし、
そうあるべきだと考えるからです。
「震災でコミュニティが破壊され、地域住民が散り散りバラバラになった」
というのは私にはシュールな冗談にしか思えません。
どうして震災前のコミュニティ再建を支援出来ないのでしょうか?
③は、なぜ関東大震災当時(約100年前)と変わらない様な
「体育館の床に雑魚寝」的避難所なのでしょうか?
イタリアでは避難所にベッドが入り、シェフが派遣されて
暖かい食事が当たり前に食べられるそうです。
彼我の差にガッカリします。
担当大臣には一週間「体育館で冷暖房無し菓子パン・カップラーメン生活」
をして対策をお考えいただくというのは如何でしょうか?
以上、素人のたわごとを述べました。
「そんな事はとっくに解決済みだ。大馬鹿者!」
でも何でも老生の「はて?」に教えて頂ければ幸いです。
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ホームラン考
しばらくホームランに縁のなかった大谷選手がホームランを量産し始めた。
正直ほっとしているし素直にうれしい。
いくらヒットを打っても心が晴れなかった。不思議なものである。
ホームランを打った時の心の底からの喜び、熱狂とは何なのだろう?
色々考えているうちに「ホームランに神宿る」という言葉が閃いた。
なるほど大谷選手は常人では到底なしえない「神懸かりのプレー」を見せ、ファンが熱狂する。
相撲の世界では大関が通常の最高位で、常人ならざる強さを発揮する大関に神宿ると考え注連縄を巻き「横綱」と称したと聞く。
その伝で言えば大谷選手に注連縄を巻いて特別称号を与えるべきなのかもしれない。
そう思ったら腑に落ちた。
魅力的な人柄から「天から降りてきた人」と言われても信じてしまいそうである。
どうかこれからも神懸かりの力を発揮してホームランを量産して老生を含めたファンを熱狂させていただきたい。
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大谷選手推し
大谷選手に夢中です。
きっかけは2023年のWBC(ワールドベースボールクラシック)の観戦でした。
最初は「日本がんばれ」的なものでしたが、大谷選手のパフォーマンスや
言動に魅了されていきました。
それまでは「明るい好青年」と言う位の認識でしたが勝ち進むにつれて
チーム全体を鼓舞する姿に、戦国時代の若武者を見た思いがしました。
火を噴く様な身振り手振りそして雄叫び・・・
その姿に打たれ感動しました。
そしてWBC後に「もう一度あのひりひりする様な感覚を味わい頂点に立ちたい」
的な事を言いドジャースに移籍しました。
10年契約、契約金は10年後で良いという報道もありました。
おそらく金のための移籍では無いのでしょう。
「本気でチームと一緒に頂点に立ちたいのだな」と思い
その心意気を応援したいと思いました。
ところがあの「水原違法賭博問題」勃発です。
他人には計り知れない衝撃だったのでしょう。
例年にない程の打撃不振がそれを物語っていました。
しかし41打席目に一号ホームランを打ってから呪縛を解かれた様に私には見えました。
大谷には似合わない暗い表情が本来の明るさを取り戻し、モノクロがカラーになった様にも見えました。
どうか今シーズンホームランを量産しチーム優勝に貢献出来るように願っています。
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