AIが変える社会

先日TVでAI(人工知能)の現状についての報道を見ていたら、
思いの外現代生活に浸透しているのが分かりました。
今の世の中PCやスマホ等IT関連のシステムがダウンしたら社会全体大混乱に陥るのはニュースでよく見る所です。
AIも既にその中心に居るらしいのです。
「AIに職を奪われる」事態はもう始まっていると言われます。
手始めに無くなるのは「ホワイトカラー」で、所謂「中間管理職」です。
上からの命令を伝えたり下から集めた情報を纏めて上にあげたりする人は要らないということです。
これから必要なのは「トップの決断」と「現場の対応力」だそうです。
今までの教育は使い勝手の良い「組織の歯車」を作るという側面があったのも事実です。
「就職氷河期」に体育会系学生の就職率が良いという話がありました。
無理難題でも「押忍!」と受けて壊れにくいというわけです。
しかし時代は確実に変わっています。
先の番組の中で専門家が「知識の詰め込み教育はもう意味がない」
「これからの教育はAIとの『対話』が主流になります」と語っていました。
AIが囲碁や将棋の世界を変えたのは周知の事実です。
AIの戦術を知らないと勝てないのは常識にもなっているようです。
新聞紙上で某囲碁棋士が「古い定跡には意味のないものがある」とコメントしていました。
つまり「ここはこうすべき」で負けることもあると言うのです。
意味のある伝統とそうでないものがはっきりしたのだと思います。
つまり囲碁将棋の世界ではAIとの「対話」で更なる飛躍を遂げたとも言えるでしょう。
今度は実社会でそうした事態が展開することになると思われますが、人類にとってよりよい未来が訪れる様期待しています。

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諦めずにぜひ一度、ご相談下さい。

「一億総中流意識」

過去の所謂「高度経済成長期」には「自分は『中流』」と思う人が大部分だったと言われています。
ところが現在の日本ではそれが逆転して「分厚い『下流意識層』」が形成されている様です。
所得格差が益々拡大し個人の努力で埋められないと感じている人が増えていることが原因とも言われているようです。
私の経験を申し上げると、昭和40年代には給料が上がり、預金利子も通帳を見るたび増えた感じがありました。今から考えるとお金が音を立てて回っているイメージでした。
今の日本、その意味では「シーン」として「お金はどこで回っているの?」でしょうか。
何故なのか素人の私には全く理解不能です。以前某経済評論家が「もうあの頃には戻りません!」
などと断言しているのをTVで見た事が有りますが、何故そんなに自信たっぷりに断言できるのかも謎です。
本当に分からない事ばかりです。
若い人は「景気がいい」状態が理解できないと聞きます。
生まれた時から好景気を知らないのは残念なことで是非とも豊かな日本を実感していただきたい。
その為の処方箋を示せる方がいらっしゃるのかもしれませんが寡聞にして知りません。
これも残念なことです。でもあきらめきれず探し続けています。
そこに日本人の幸せの基盤があると信じているからです。
そして今も「一億総中流意識」の時代の再来を夢見る今日この頃です。

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「見たこともない世界」

数年前このコラムで「日本は70年ごとに大変革し、
変化後の世界はそれ以前に『見たこともない世界』になる」と書きました。
今、「日本の・・・」ではなく「世界の大変革」が起きていると
皆様まざまざと感じておられるのではないでしょうか。
言うまでもなく「トランプ大統領以後の世界」のことです。
「なるほどトランプ大統領の目には世界がこう見えていたのか!」
という驚きを禁じえません。
儲かるか、損するか「ディール」によって利益を分捕ったもの勝ちの世界観。
「秩序ある世界を維持するための世界の警察官」の役割をかなぐり捨てた
アメリカの姿をまざまざと見せつけられた想いです。
日本も例外ではなく「日米安保条約は不公平」という発言も出て来ました。
つまり「この条約はアメリカが一方的に損だ」ということです。
おそらく「アメリカが儲かる提案をしろ」ということでしょう。
これからはアメリカと良好な関係を続ける為には常にアメリカを儲けさせなければならないということです。
ヨーロッパはアメリカの援助なしに防衛力を高める方向に舵を切ろうとしています。
「ディール」の行方によっては日本も「アメリカの核の傘」抜きに防衛体制を見直さなければならなくなるかもしれません。
65年も日本存立の基盤となっていた日米安全保障条約無しの日本の形を再構築するのは大変な困難が伴うだろうと素人ながら憂慮しております。
しかしながら「アメリカ頼りではない日本」を創り出す好機ととらえシミュレーションを始めて見るのもありかも知れないとも思わないでもありません。
何れにしろ少なくとも今後4年間政府には「日本に損がない」様に外交等よろしくお願いしたいと思います。


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石破トランプ会談

今月は、雑感(正に雑な感想)を短めに一つ。
私、何の力にもなれませんが石破トランプ会談の行方を密かに案じておりました。
しかし、「案じるよりも産むがやすし」。
第一回目の会談は概ね成功裏に終わったようで、ひとまずは安堵の胸をなでおろしている所です。
伝えられる所では徹底的な下準備が為されたと言われています。
所謂受験における「傾向と対策」がバッチリ出来ていたと言うことでしょう。
いかにも「勉強大好き」理論家の石破首相らしいと言えるでしょう。
昔から「アメリカがくしゃみをすれば日本が風邪ひく」とか
「日本はアメリカの51番目の州だ」等と言われるほど密接な日米関係。
第一回会談ではファーストネームで呼び合う事は無かったようですが
トランプ大統領が石破首相に好意を持ったのは間違いないと思いますので
ぜひこの調子で頑張って頂きたいと思います。


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年初雑感

明けましておめでとうございます。
今年は2025年・・・21世紀も4分の1が過ぎ去ろうとしています。
私が小学生だった頃、少年雑誌には宇宙旅行や超高層ビルの間を空飛ぶ車が
飛び回る絵が描かれていたものでした。
夢の様な先進科学の世界・・・それが21世紀のイメージだったのです。
しかし現実の21世紀は残念ながらあまりうまくいっていないようです。
ウクライナやパレスチナ等の戦闘だけではなく紛争は各地で起こり、
各国の政治情勢も不安定化しているようです。
「不寛容で内向き」な気分が世界を覆っている様に見えます。
政治にも経済にも疎い私の「素人のたわごと」ですが、
どうか21世紀中盤には人々が平和で豊かな享受出来る・・・
そんな世界であってほしいと願うばかりです。
当面今年1月には大統領に就任するトランプ氏が
「ウクライナもパレスチナも即座に戦闘を停止させる」
と発言したと報道されましたが、願わくはそれが引き金になって
和平元年となる事を期待している所です。


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「失われた30年」

私にはかねてより疑問に思う事がありました。
それは「なぜいつまでも景気が回復しないのか」
「なぜ国民の懐が温かくならないのか」これです。
昭和40~50年代の高度成長期には音を立てて金が回っている感覚がありました。
しかしバブル崩壊を最後にその状態が消え去ってしまいました。
昭和40年代には不景気になっても2年もすればすぐに景気が戻って金が回り始めました。
なぜ今そうならないのか?
TVや新聞等で専門家と称する方々の話を見聞きしてもはっきりしません。
ただその時々の景気や株価や経済対策の論評をするだけでそもそもの
「なぜ庶民の金回りが悪いのか」には(わざと避けているのかと疑いたくなるほど)言及しません。
せいぜい「企業は内部留保を取り崩して給料上げろ(分配しろ)」という話ぐらいでしょう。
その答えを渇望していたところ遂にその答えにめぐり合うことが出来ました!
『入門シュンペーター』中野剛志著・PHP新書刊・・・この本に全ての答えがありました。
ネタバレになるかも知れないので詳述は控えますが何回も目から鱗が落ち、すっかり腑に落ちました。
更には期待していなかった現代の社会現象(少子化・教養の軽視等)の原因など日本の「今」丸ごと掌をさすように俯瞰して見せてくれました。
そして「失われた30年」を越えて世界の(日本の)将来像も示してくれました。
ある意味長年の疑問が解消し満足感に浸っています。
決してサクサク読めるとは言いませんが、ご一読お勧めしたい一冊です。


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続「防災庁」

前回「防災庁」への期待を表明しましたが、早速始動したようです。
東京新聞(2024/11/2)によれば『政府は1日、「防災庁」の設置準備室を発足させた。
石破茂首相の看板政策の一つで、2026年度中の創設を目指す』とあります。
私は前回書いたように大いに期待しておりますが世間的には関心が薄いと言うことでしょうか?
ひょっとしたら「103万円の壁」の方が関心が高いのでしょうか?
閑話休題。更に同記事を読み進めると
『現在は、内閣府防災担当部局が災害発生時に政府内での調整役を担っている。ただ他省庁や自治体からの出向者が多く、数年で異動するためノウハウ蓄積が十分ではないとの指摘がある。』
と締めくくられています。
これはこれで怖い話だと思います。
そしてなぜ100年前から「体育館で雑魚寝避難所」が続いているのか納得しました。
「数年ごと」に(あえて言えば)「ノウハウを持たない人たち」が災害対策の「調整役を担っている」のです。実にお寒い状況ではありませんか?
兎にも角にも「防災庁」はスタートしました。
再度同記事で首相は「十分な数のエキスパートをそろえた本気の事前防災のための組織が必要。
これが設置を目指す防災庁だ」と述べたそうです。
その言や良し!どうかこの政策だけは何が何でも実現させていただきたいと切に望みます。

「防災庁」に期待する

この度、石破内閣が誕生し様々な報道がある中で私がただ一つ注目しているのは「防災庁」構想です。
総裁選のさなか石破候補(当時)から「先進国の中で『体育館でごろ寝』は日本だけだ」との発言があり、災害対策のみに当たる省庁の創設に意欲を見せました。
当コラムを続けてお読みの方はご存知かも知れませんが、以前私は「百年前の避難所の様子と何も変わらない」というような事を書きました。
「やっとその改善に本腰を入れる人が出てきたか」と嬉しくなり、ぜひ何があっても災害専門の省庁を創設し軌道に乗せてほしいと切に願います。
避難所での災害関連死など悲しい事が起こらないように、(所謂「復旧復興」ではなく一般住民の日常回復優先で)24時間被災地に寄り添い行動する「お役所」が絶対必要なのです。
石破総理!これだけはぶれずに「先進国並み」の防災と災害復旧の実現に全力で当たって頂きたいと切望いたします。頑張ってください。

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日米首脳の相性

この秋、日米それぞれの国の首脳が交替します。
それぞれ報道に熱が入り国民の関心も高まっているように思われます。
かく言う私も重大な関心を持って行方を見守っている所です。
ただあまりマスコミ等でも言われていない点が気になっています。
それは日米首脳同士の相性です。
ご存知のように人間関係はなかなか難しいものです。
「何だかいけ好かない奴だ」と「あいつとは馬が合う」の間には天地の開きがあると思います。
アメリカ大統領が誰になるかで日本の首相に相応しい候補者が変わると思うのです。
悩ましいのは日本の首相が先に決まり、米大統領の選出が後だという事です。
「ほぼトラ」という話も有りますが、選挙は水物結果は予断を許しません。
日本の幸せの為に次期大統領とより良い関係を築ける首相が誕生することを祈っております。


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オリンピックの魔物

2024パリオリンピックもそろそろ終盤でしょうか。
連日TVでは日本人選手の動向で持ちきりです。
しかしながら前回東京大会までは(と、記憶していますが)必ず言われた
「オリンピックには魔物が棲む」と言うフレーズが一切聞かれません。
偶々私が聞き逃しているのでしょうか?不思議なことです。
もしかすると「そんなこと言って選手が気にすると可哀そうだ」
というので報道各社協定を結んでこのフレーズを封印したのでしょうか?
今回のオリンピックも言う言わないに関わりなく魔物は大活躍の様です。
その真骨頂は「番狂わせ」で発揮されます。
勝負は言うまでもなく下駄をはくまでわからない。
競馬で言えば何時も本命が一着とは限らない。
「でもスポーツはギャンブルとは違う。○○選手はこの日のために並々ならぬ努力を重ねて来た。マスコミも金メダル有力と言っている。間違いなく勝つだろう」
というバイアスが選手団を含めた日本全体を覆っている時魔物が忍び寄っている様に思います。
しかしビギナーズラック的な「意外なドラマ」も見せてくれます。
それ程話題にならなかった選手がひょっこり金メダルを取ったりして逆にびっくりします。
もちろんオリンピック代表選手ですからそれなりの実力はもちろんあったわけですが。
松浦静山の名言「勝ちに不思議の勝ちあり負けに不思議の負けなし」は野村克也氏により有名になりましたが、剣術家の言葉として味わい深いと思います。
ところでオリンピックと魔物の話は何故言われなくなったのか是非知りたい所ではあります。


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