「令和」の希望

「令和」の御代が幕を開けました。
世は祝賀ムードに溢れ誠に喜ばしい限りです。
それと同時に私は上皇上皇后両陛下が平成の30年余り
象徴天皇像を模索し、国民に寄り添い続けられた
お姿が忘れられません。
天皇陛下は
「国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を
切に希望いたします」と述べておられます。
そのような「令和」への希望が国を挙げての祝賀ムードに
現れているのでしょう。
皇室とは別に平成の社会とは何だったのか私なりに
振り返ってみたいと思います。
例によって学者でも何でもない私の事ですから
独断と偏見である事をお断りしておきます。
平成では昭和の高度経済成長期の勝ちパターンが
全て否定され打ち壊されました。
素人目にはバブル崩壊を機に一気に地獄の釜の蓋が
開いた感じでした。
例えて言えば飛行中の飛行機がいきなり今迄の操縦
マニュアルが通用しなくなった様なイメージです。
錐もみ飛行で落下する「日本号」を誰も立て直せな
かったのです。
墜落は免れたものの安定飛行には程遠く、
ずっと乱気流に翻弄され続けているのです。
個人レベルで言えば
「いい学校を出ていい会社に入れば、終身雇用・
年功序列で右肩上がり、定年後も年金で悠々自適の
第二の人生」が勝ちパターンだったのです。
その為必死で勉強したのです。
このレールから外れたら人生の落後者だったからです。
今やこんなものは完全に崩れ去りました。
昭和では「寄らば大樹」などと言い、大会社に就職が
決まれば本人は鼻高々、親も大喜びしたものです。
今は会社自体がフラフラして明日をも知れない状態です。
日々「生き残りをかけて」いるとも報道されています。
会社も苦しい。寄り掛かったら共倒れになりかねません。
私の考えは今まで当コラムに散々書きましたので繰り
返しませんが、一言で言えば「飯の食える」
(独り立ちした)人間を育てる教育にシフトする
ということです。
これまでの教育は組織の中で使い勝手の良い人間を
育てる教育だったと思います。
しかし今の日本にはそんな人間は要らないんです。
一人一人が個人の裁量で暴れまわって日本を支え
発展させなければならないと思っています。
そして令和の時代は日本中からその機運が澎湃
として湧き起こるのを期待し夢見ているのです。

茨城県ひたちなか市のマッサージ・鍼灸治療
奈良操体療院
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諦めずにぜひ一度、ご相談下さい。