「働き方」新時代

ついに「会社」と個人の関係が新時代を迎えました。
経団連の主だった会社のトップが次々と「終身雇用」を
止めると言い出しました。
これは私が先月のコラムに書いたように独り立ちして
飯を食っていく時代の幕開けです。
某自動車会社のトップは
「期間労働などやりがいのある仕事もありますから・・・」
と言ったと伝えられていますが
「必要な時だけ働いてね、後はさようなら」という事でしょう。
働く=就職という意識は早々に切り替えねば路頭に迷いかねません。
その為には教育の刷新が喫緊の課題と言わねばなりません。
現在の教育は組織の一員として使い勝手が良い人間の再生産であり、
この時代の変化に全く適応していません。
逞しく一人で飯を食い、あるいは家族を養っていける力の養成こそ
これからの教育の柱とすべきと考えます。
これ以上生活力の無い子供を排出してはならないと思うのです。
ついでに言えば
「偏差値を上げていい大学に入れば幸せな人生になる」
という催眠術からも解放されていいのではないでしょうか。
先頃NHKTVクローズアップ現代で「小商い」を始める人が
増えていると報じていました。
好きな事をしながらゆったりと生きている人が出始めていることに
心強さを感じます。
そしてやはり日本の進むべき道はこれだという確信も感じているのです。
(小商いについては「小商いのはじめかた」
伊藤洋志監修 東京書籍刊の参照をお勧めします)
因みに「会社」なるものは将来、社長のみ人間で後は
AIやロボットが24時間稼ぎ続ける組織を意味するようになるでしょう。
人手不足などは今だけです。
売り手市場などと浮かれている場合ではありません。
AIやロボットが本格始動するまでのつなぎでチヤホヤされているだけ
ですから。
前述の社長さんの様に
「必要な時だけよ、要らなくなったらさようなら」
と言われて慌てる前に新しい働き方の準備が必要なのではないでしょうか。

茨城県ひたちなか市のマッサージ・鍼灸治療 奈良操体療院
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諦めずにぜひ一度、ご相談下さい。