再び「独立自尊」の勧め

先日、ラジオで聞いた話です。
会社で働く人間を「個人事業主」として「業務委託契約」を結ぶ話です。
社員でも派遣社員でも無く、「一人下請け」状態です。
会社は社員を抱えるコストをかけずリスクを負う事なくノルマだけ課して、
達成出来なければ様々な理由で報酬を減らしていくというのです。
もちろん「解雇」も簡単です。「契約解除」すればOKです。
派遣社員の方が派遣会社の社員であればマシかもしれませんが、
派遣会社も「個人事業主」との契約で経営し始めているのかも知れません。
人件費をどこまで圧縮出来るか世界中で競争しているようです。
人件費を払わない企業が称賛される世の中なのでしょう。
何処かに雇ってもらって生きていくのは無理な社会になっていきます。
当コラムで再三お話ししましたが、
誰にも頼らず一人で食べていく事を考えなくてはなりません。
「しょぼい起業」でも「小商い」でも良いでしょう。
「なんちゃって個人事業主」として死ぬまで(比喩じゃなく本当に!)
働かされる位なら本物の「個人事業主」になった方が何倍も良いに
決まっています。
実際の「下請け企業」でも親会社からの切り捨てに会って、
独自技術で世界的な企業に生まれ変わった所も有るやに聞きます。
どうぞどうぞ皆様生命をお大切にと祈らずにはいられない
気持ちになった事でした。