2023年3月3日東京新聞に「教室で起業を疑似体験」 と言う記事が掲載されました。 記事では「これからは、雇われて働くための能力だけでなく、 社会の課題を解決する力を養うアントレプレナーシップ (起業家精神)教育が必要」との千葉大教育学部の 藤川大祐教授の言葉と共に、千葉県佐倉市の中学校での 「起業の疑似体験学習」を紹介しています。 動画教材を使い具体的な起業スキルを養う本格的体験学習の様です。 「文部科学省は近年、小中学校での起業家教育を自治体に呼びかけている」 (同記事)そうですが諸手を挙げて賛意を表したいと思います。 かねてから当コラムでは「あなた任せの就活」に異を唱え続けてきました。 今年は「売り手市場」とやらで学生の皆様はニコニコしている様ですが, いつまた「就職氷河期」が来ないとも限りません。 学生個々人の能力に変わりはないのに「売り手」でチヤホヤされ 「氷河期」で無能扱いされる理不尽。 就活のレールに乗り損ね、すっかり人生が狂ってしまったとか 内定が一件も貰えず自殺したとか聞いたことがあります。 「就活先」は殆どいわゆる「大企業」だそうです。 中小企業はぜひ就職先に選んで欲しい、 でも来てくれないと言っているそうです。 優秀な人材が、先ず大企業に落とし込まれるシステムに なっていると言っている人もいますが、 そう思わされるような現状に見えます。 いずれにしても「大企業」に学生の人生や生死を 左右する権限など無いのは明らかです。 一日も早く日本の若者に「起業家精神」が満ち溢れる日が 来ることを待ち望んでいます。 そうなれば就職希望者が無くて「大企業」がまごまごする事になるかもしれません。 その時こそ「失われた○○年」の終わりになると思っています。 茨城県ひたちなか市のマッサージ・鍼灸治療 奈良操体療院 ————————————————————————————— 膝や関節の痛み、顎関節症・ムチウチ症・弾発指(バネ指) 腰痛 神経痛・リウマチ・頚腕症候群・五十肩 頚椎捻挫後遺症 運動器疾患 ————————————————————————————-- 諦めずにぜひ一度、ご相談下さい。
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出稼ぎ時代到来か?
弘前出身の私には「出稼ぎ」という言葉には妙にノスタルジーを覚えます。 深い雪に覆われる津軽地方では冬季の農作業が出来ず、 出稼ぎ者が多かったのです。 家計を支えるため致し方無かったのだと思います。 先日、NHKTVの「クローズアップ現代」を見ました。 いま若者がワーキングホリデーを利用して海外で働く例が 増えていると報じていました。 率直な印象は「出稼ぎやなあ~」でした。 しかし画面上の若者は(サラリーマンや教職を辞めるなど) 追い詰められてとか食い詰めてやむなくという印象が無かったのが 目を引きました。 そして何より楽しそうでした。 仕事はブルーベリー農家の収穫の手伝いで、 獲った籠数による歩合給のようでした。 午前中に仕事を終えてあとは勉強したり、 趣味を楽しんだりとの説明がありました。 日本で、いわゆる「いい仕事」に就いていた人も 「あの頃は忙しすぎて自分の時間が無かった。 何の為に生きているのか分からなくなっていた」 という趣旨の事を述べていました。 「こんなにすぐお金が貯まって嬉しい」と言っている人もいました。 ここまで見て私は昭和40~50年代の日本を思い出しました。 経済も給料も右肩上がりが当たり前、銀行や郵便局の預金利子も高く 定期性のものは10年預けると預金額が2倍になるものもありました。 だからと言って皆が過労死レベルで働いた訳でもなかったと思います。 若い人が「生まれてからずっと景気が悪いので『好景気』がどんなものか分からない」 と言うのを聞くと、私は「そうなのか!」と慨嘆するのみでしたが この番組で膝を打ちました。「これだよ!この感じだよ!」と・・・。 以前に当コラムで「就活に翻弄されるな。若者よ起業しよう」等と訴えましたが、 労働力を安く搾取され続ける日本を飛び出して海外で楽しく人生を切り拓く道も 有力な選択肢になって来たのを嬉しく思います。 更に言えば、小泉内閣時代に日本人の給料を引き下げるために振りかざした 「同一労働同一賃金」を今こそ給料アップのために実行してもらいたい。 (ユニクロ等一部の企業で始まっていますが) しかし、日本全体右肩上がりはまだ先の話でしょう。 それまでは出稼ぎの波はしばらく続くかもしれません。 茨城県ひたちなか市のマッサージ・鍼灸治療 奈良操体療院 ————————————————————————————— 膝や関節の痛み、顎関節症・ムチウチ症・弾発指(バネ指) 腰痛 神経痛・リウマチ・頚腕症候群・五十肩・頚椎捻挫後遺症 運動器疾患 ————————————————————————————-- 諦めずにぜひ一度、ご相談下さい。
東洋医学的浄化法
現代では解毒というと「デトックスの事?」と言われそうですが、 東洋療法にも独自の方法が伝えられています。 漢方では病の原因を「邪気」と言い、処理法を「汗・吐・下・和」の四種としています。 つまり「汗として出す」「吐いて出す」「下剤をかけて出す」 以上三方で出せないものは「極力悪影響を最小化して共存する」 ということです。 古来より日本には神道的な「祓い清め」や仏教的な「加持祈禱」があり、 漢方的邪気払いとは別に伝えられて来ました。 私見では「気功」がそれらに近い様に思われます。 漢方・鍼・灸等も「気」の医療ですが、物質を介さない点が共通していると思うのです。 三十年近く前に漢方療法で著名な伊藤真愚先生から教わった方法もそんな感じです。 先生は「地球を抱く」と表現されていましたが、 森の中で腹ばいになりしばらくそのままでいると 生き返ったようにりフレッシュするというのです。 大地のエネルギーを充電し邪気をアースする卓抜なアイディアだと感心したものです。 最近キャンプに行ってきた方が正にそんな身体の状態になっているのに 気が付いて思い出した次第です。 確かに現代人は土の上に寝ることもキャンプでもなければ無いでしょうが、 「気」の入れ替え法として知っておいても良いかもしれません。 年の初めに身体の中の「祓い清め」について考えてみました。 茨城県ひたちなか市のマッサージ・鍼灸治療 奈良操体療院 ————————————————————————————— 膝や関節の痛み、顎関節症・ムチウチ症・弾発指(バネ指) 腰痛 神経痛・リウマチ・頚腕症候群・五十肩・頚椎捻挫後遺症 運動器疾患 ————————————————————————————-- 諦めずにぜひ一度、ご相談下さい。
「 地熱発電」続報
以前、「業務スーパー」創業者沼田昭二さんが 地熱発電推進に情熱を傾けている事を書いて 「沼田正二さん頑張ってください」と締め括りましたが、 沼田さん頑張ってました! 何と全国初の「掘削技術専門学校」を私財を投じて開校したと言うのです。 (2022/11/28東京新聞・以下情報は同紙による) 経済産業省によれば日本は米国、インドネシアに次ぐ 世界第三位の地熱資源国とのことです。 しかし開発が伸び悩む間に技術者の高齢化・人材獲得の遅れが有ると言います。 そこで人材育成と技術の伝承を目的に開校となったわけです。 地熱発電は「二酸化炭素を殆ど排出せず、 天候に左右される太陽光や風力に比べ安定して発電でき、 蒸気を使った後の熱水は農業用ハウスの暖房などに活用が可能」 と言われ、電気料金高騰や発電量逼迫の今 「幅広いエネルギーの供給手段を確立することは喫緊の課題」でもあります。 益々期待が高まります。 更に強くお願いします「沼田正二さん頑張ってください!」 茨城県ひたちなか市のマッサージ・鍼灸治療 奈良操体療院 ————————————————————————————— 膝や関節の痛み、顎関節症・ムチウチ症・弾発指(バネ指) 腰痛 神経痛・リウマチ・頚腕症候群・五十肩・頚椎捻挫後遺症 運動器疾患 ————————————————————————————-- 諦めずにぜひ一度、ご相談下さい。
スポーツ指導の闇
いささか旧聞に属しますが、某校ソフトボール部女子生徒が監督から 殴られて顎が外れた事件を皆様ご記憶でしょうか? 「そんなことあったっけ?」と思われる方も多いのではないでしょうか。 その報道の後のニュースの洪水に押し流され忘れ去られても致し方無かったかも知れません。 しかし私は「またか!」と思いながらも何故スポーツ指導の現場のこの種の事件が 後を絶たないのか?不思議を通り越して奇怪としか思えないのです。 先ず、疑問の第一は「何故この監督は暴行障害で逮捕されないのか?」 常識的には警察に連行取り調べを受けるべき事案であると思われます。 次に、TV報道で学校側の記者会見を見ましたが「お騒がせして申し訳ない」 としつつもあまり悪びれた風はなく「熱心な指導をして頂いた」等と力説する始末です。 「熱心な指導」とは「殴る蹴る怒鳴りつける」の別名なのでしょうか? スポーツ現場とは無縁で生きてきた私には困惑する事ばかりです。 そう言えば就職難の時代に「大学運動部出身者は優先的に内定がもらえた」らしく、 某ラジオ番組で大企業の採用担当者が「運動部出身者は理不尽に耐える力がありますから!」 と力強く語っていたのが印象に残っています。 つまり会社の無理難題にも「押忍!」と言って従順に対応出来る使い勝手の良い人材を 求めているということでしょうか。 また、某運動生理学研究者曰く「パワハラ指導は短期決戦には有効」とのことです。 つまり中学・高校の三年間(実質二年)なら学校の期待に応えられるのかもしれません。 反面、長期化すると効果は激減する様です。 折角就職したのに三年程で転職する社員が少なくないと聞きますが そんなことも関係しているのかもしれません。 いずれにせよスポーツ門外漢の私は次のように考えます。 ①「熱心な指導」をする人間を任命したり重用したりしない事。 ➁ 傷害事件に該当する事案については速やかに警察に通報すること。 (教育現場は治外法権等と勘違いして図に乗らない様に) 学校スポーツの現場は各種ハラスメントが問題視される世の流れから大きく遅れていると思われます。 いずれにせよパワハラ無しできちんと好成績を残せる指導者が増えて多数派になる事を願うばかりです。 茨城県ひたちなか市のマッサージ・鍼灸治療 奈良操体療院 ————————————————————————————— 膝や関節の痛み、顎関節症・ムチウチ症・弾発指(バネ指) 腰痛 神経痛・リウマチ・頚腕症候群・五十肩・頚椎捻挫後遺症 運動器疾患 ————————————————————————————-- 諦めずにぜひ一度、ご相談下さい。
エネルギー問題に朗報
今夏電力逼迫による節電要請が有った事は記憶に新しいところです。 発電のためのエネルギー不足を改めて突き付けられた格好でした。 ところが9月23日に注目すべき記事に接しました(東京新聞)。 沼田昭二氏(業務スーパー創業者)が本格的に 「地熱発電」に乗り出したと言うのです。 一読、私は「地熱発電」こそ次世代エネルギーの大きな柱になると確信しました。 記事中「『子どもたちのため、将来のリスクを減少させたい』と 2016年に、新会社『町おこしエネルギー』を設立した。」とあり 「日本は世界3位の地熱資源国とされる」ともありました。 氏は掘削機を自前で作るなどして時間と費用の削減を実現し 2024年操業予定とのこと。 太陽光発電や風力発電の陰であまり注目されてこなかった 「地熱発電」ですが、天候等に左右されない有望株と考えていいのではないでしょうか。 私はこの記事中沼田氏の「憂国の情」と並々ならぬ 地熱発電に対する情熱を感じました。 微力ながら大いに期待すると共に陰ながら応援しております。 「沼田昭二さん頑張ってください!」 茨城県ひたちなか市のマッサージ・鍼灸治療 奈良操体療院 ————————————————————————————— 膝や関節の痛み、顎関節症・ムチウチ症・弾発指(バネ指) 腰痛 神経痛・リウマチ・頚腕症候群・五十肩・頚椎捻挫後遺症 ————————————————————————————— 諦めずにぜひ一度、ご相談下さい。
TVドラマとコロナ禍
私は大のTVドラマ好きです。 特に刑事物や弁護士物を好んで見ています。 「相棒シリーズ」は欠かさず見ていますし、「元彼の遺言状」も テンポの良さに惹かれて最終回まで堪能しました。 しかし見ていて違和感があるのはどのドラマが描くのも 「コロナ禍」のない世界です。 なぜ誰もマスクをしていないのか? 何故誰もコロナの話をしないのか? なぜ現実世界で我々が日常行っているコロナ対策と苦悩が ドラマの中から立ち上がって来ないのか? 全く私にとっては謎です。 これについて制作側の弁明も批評家等からの駄目だしも 私は寡聞にして知りません。(もし有りましたらご容赦ください) ひょっとしたらドラマで描く世界は次元の異なる パラレルワールドでそこにはコロナなど存在しないのかもしれないと 思いながらTVに向かう日々です。 でも、役者どうし顔を近づけて大声を出す演出はやめていただけませんか? どうしても「あ~飛沫が・・・」とか「この二人、感染するんじゃないか」 など余計な心配が先に立って興ざめしちゃうんです。 お願いしますよ。 コロナ禍を描かないなら「せめて感染の不安を感じさせない演出を!」と、 いちTVドラマ好きのボヤキと切望でした。 つまらぬ愚痴、失礼いたしました。 茨城県ひたちなか市のマッサージ・鍼灸治療 奈良操体療院 ———————————————————————————————– 膝や関節の痛み、顎関節症・ムチウチ症 ・弾発指(バネ指)・腰痛 神経痛・リウマチ・頚腕症候群 ・五十肩・頚椎捻挫後遺症・運動器疾患 ———————————————————————————————— 諦めずにぜひ一度、ご相談下さい。
投票率向上私案
2022年7月10日の参議院議員選挙も低投票率が心配されているようです。 そこで素人の怖いもの知らずで珍説を開陳したいと思います。 そもそも投票で何を決めているのかと言えば「国会の勢力図」に他なりません。 健康に関心のある方は「腸内フローラ」という言葉をご存知だと思います。 腸内細菌叢がまるでお花畑のように見える事から名付けられたようです。 善玉菌、悪玉菌,日和見菌などがバランス良く存在する腸の持ち主は健康だと言われています。 国会勢力図も「国会フローラ」と言い変える事ができるかもしれません。 国民それぞれが「日本が健康になるためにはこのバランス」と言う思いがあるはずです。 一般的には「この人」と思う人に一票を投じましょう等と言われますが、 国会に送り出してみればその人は忽ち大勢の国会議員の中に紛れて 分からなくなってしまうのではありませんか? ニュースで聞くのは「○○党が」とか「××党は」と言う集団の話ばかりです。 言うまでもありませんが国会では多数派が意見を通すことで運営されていきます。 しかしこの一番大事な「国会フローラ最終予想図」の報道や情報がほとんどないし、 自分の理想とするフローラにする為にはどんな投票行動が良いのかも情報がありません。 改善策として「選挙区選挙全廃」「比例区のみ投票」を提唱したいと思います。 つまり「おらが町の先生」など地域の選出議員という形を撤廃し投票は 「○○党」「××党」と政党名のみにします。(一人政党も有り) 次に選挙報道です。 今、マスコミは選挙運動期間中は腫れ物に触るように特定候補者の 有利にも不利にもならないようにそーっと息をひそめるようにしていますが、 おかしくありませんか? 投票行動を促すならもっとお祭り騒ぎで投票所へ行きたくさせなくちゃ駄目じゃありませんか? マスコミのリサーチの実力は開票速報ですぐに「当確」を打てるほど確かです。 選挙運動期間中も投票日にも賑やかに「国会フローラ」の状況を伝えるべきでしょう。 リアルタイムに自分の投票行動が「国会フローラ」に繋がっている面白さを刺激し続けるのです。 通販番組で「残り〇個になりました」「あっ今3個売れてしまいました。お急ぎください!」というあれをやるのです。 因みに「比例区のみ」にすれば「死票」は激減します。 投票した候補者が落選すればその人の獲得した〇〇万票は 「死票」で投票した人の労力はすべて無駄になります。 こんな力の抜けることはないでしょう。 「比例区」ならば国会に何らかの力を及ぼした実感が持てると思います。 また、「全国一律比例区」ならば一票の格差も解消されるはずです。 このように「選挙のエンタメ化」と「国政参加の実感」が投票率向上に寄与するのではないかと思います。 もっともそううまくいくかどうか保証の限りではありませんが・・・。 あくまで素人の戯言。どうぞ笑ってご容赦下さい。 茨城県ひたちなか市のマッサージ・鍼灸治療 奈良操体療院 ———————————————————————————————– 膝や関節の痛み、顎関節症・ムチウチ症・弾発指(バネ指)・腰痛 神経痛 ・リウマチ・頚腕症候群・五十肩・頚椎捻挫後遺症・運動器疾患 ———————————————————————————————— 諦めずにぜひ一度、ご相談下さい。
「コロナ禍」は終わったの?
昨今のマスコミ報道からめっきりコロナ情報が減った。 感染拡大時に終日コロナ情報で埋め尽くされていた事を 考えると違和感を禁じえません。 「国民がコロナなど忘れて経済活動に勤しむ」 方向に舵が切られたのでしょう。 政財界だけではなく医学界からも 「もうマスクはいんじゃね?」 的な話も出ていますから政財官及び医学界より高次からの 意思決定かも知れませんね。(陰謀論好き?) インバウンドも着々と復活に向かって事業が進行しているようです。 「でもコロナ医療の最前線はどうなってるの?」 と腑に落ちない私は危惧しております。 あれほど医療逼迫!と悲惨さを訴えていたマスコミの 報道がないのは何故でしょう? 救急車に乗れば速やかに専門病院に運んで頂けるのでしょうか? 自宅療養中に症状が悪化して死んでしまうなどと言う 悲劇は無くなったのでしょうか? 一般のクリニックで処方してもらえる 「特効薬」は何時できるのでしょうか? 世界中でコロナ禍が終わったかのような振る舞いが見られるのは 「その様にさせたい動き」と「単なるコロナ慣れ」 によるものとしか思えません。 コロナの危険性は何ら変わっていないと考えます。 せめてマスコミの方々にはコロナ医療の現状を 報道し続けてほしいと願います。 ついこの間まで「正しく恐れる」のが大切と言ってたじゃありませんか。 報道規制が無いのであれば是非是非お願いしたいと思う今日この頃です。 茨城県ひたちなか市のマッサージ・鍼灸治療 奈良操体療院 ———————————————————————————————– 膝や関節の痛み、顎関節症・ムチウチ症・弾発指(バネ指)・腰痛 神経痛・リウマチ・頚腕症候群・五十肩・頚椎捻挫後遺症・運動器疾患 ———————————————————————————————— 諦めずにぜひ一度、ご相談下さい。
コロナ禍起業増えた
標記の見出しで「開業率」増加の報道がありました。(東京新聞4月20日) 「開業率」は毎年中小企業庁がまとめる「中小企業白書」で公表されており 「2020年度分が、5.1%と前年度から上昇に転じることが分かった」という。 (前年度比20%増、事業所数では10万超)自治体の助成制度や融資が 受けやすくなっている等が追い風になっているようです。 当コラムでは以前より独立、開業をお勧めしていたのでこの傾向はご同慶の至りです。 開業に踏み切られた皆様のご成功をお祈りする次第です。 一方、気になる報道もありました。「『就活』長期化拍車か」(東京新聞4月21日) の見出しで、大学3年夏休みの「インターン情報」を採用で使えるようになった、 つまりほぼそこで堂々と有望株を囲い込んでしまうことを国が追認した格好だと言うのです。 また、同記事によれば学生は2年生のうちにインターンの情報収集や準備に追われるなど、 就活の長期化で学業に身が入らなくなるだろうとも言います。 その背景にはルールに縛られない外資系企業に早々と優秀な学生を持っていかれる 焦燥感があると言われ、他方中小企業は早々と学生を囲い込む態勢は無く 「採用したくなる子は大手が取ってしまう」と嘆いているという構図がありそうです。 また、以前から指摘されているのは新卒採用社員の定着率の悪さです。 3年以内の退職が多いと聞きます。大学入学早々から学業に身が入らない程 前のめりに就活したのに、何があったのでしょうか? 詳細綿密なリサーチが必要な現象だと考えます。 もし私が就活するならじっくりと中小企業の中から総合的に自分と 相性の良い会社を探して行きます。 「寄らば大樹」的な考えも見直すべきでしょう。 昨今の円高の要因の一つに、 「日本企業は既に投資したくなるような魅力を失っている」説があります。 日本の学生が大樹と信じる「大企業」は世界が仰ぎ見、憧れる「大樹」でしょうか? 世界が評価する伸びしろのある中小企業はないのでしょうか? 考えるべきことではないかと思います。 身を寄せるべき企業がなければ起業も選択肢として考慮してもいいのではないでしょうか。 報道によると今日本は起業に追い風が吹いているようですから 就活しない起業学生が増加する事を夢見ております。