「すみわけ理論」

11月雑記

「すみわけ理論」についてご存知でしょうか。

私は全く分かりませんでしたがずっと気になっていました。

ダーウィンの進化論(「競争」の勝者が生き残り進化して来た)に対する

アンチテーゼと理解していたからです。

強い者が勝ち進んでいくというのは現代社会の常識になっているようですが

本当にそうでしょうか?「棲み分け」を提唱した今西錦司博士は

種はそれぞれの環境に適応して変化し棲み分けている、

進化するときはその種全体が一気に進化すると説いたと聞きました。

ただ一つのものが優れており、その他は淘汰され消えていくというのは

違うと私は理解しました。

それぞれが所を得て全体として栄えて行くのがあるべき姿と思っているので

大いに共感したわけです。

金子みすゞも言っているじゃありませんか「みんな違ってみんな良い」って。

それぞれ自分のフィールドで幸せの花を咲かせれば良いんです。

「すみわけ理論」でもう一つ気になったのは、「仲間外れ」になると

その個体(およびグループ)は生き残りの為変化していくという事です。

森から追い出された「サル」は平原で生きやすいように立ち上がり、

道具が使いやすい手になったと聞きました。ホモサピエンスの出現です。

私は、親会社から突然取引停止された下請け企業を連想しました。

親会社から切り捨てられ、苦しみ抜いてブレイクスルーした企業は

独り立ちし世界に通用する会社に生まれ変わったのです。

(残念ながらそうなれなかった会社も多々ありましたが)

これから「ホモサピエンス」に進化する企業が続々出てくるでしょう。

そしてある臨界点で世界全体があるべき「棲み分け」の世に成るのを

夢見ているのです。

勝ち組も負け組も無い「みんな違ってみんな良い」世界に成る事を。

 

茨城県ひたちなか市のマッサージ・鍼灸治療 奈良操体療院

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諦めずにぜひ一度、ご相談下さい。