「健康」という事(再び養生について)

開業にあたり私は治療方針を次のようにしました。

「経絡を開き旺盛な『気』を通す」・・・何度も書いて来ましたが、

生命の大元は「気」です。気が廻らなくなれば生命を維持することはできません。

つまり死にます。

鍼灸あん摩、湯液などの漢方医学は「臓腑経絡の虚実に応じて補瀉治療を行う」

ものとされていますが長年の治療経験からそれは全く正しいと確信しています。

体表面に点在する経穴とそれを結ぶ経絡は宇宙の神秘を表しているようです。

それは芸術的な美しさと実利的な確かさを併せ持っています。

直接内臓に治療は出来ませんが体表面の経穴に対する刺激で

内臓諸器官の調整も可能になるのです。

患者さんの健康回復のみならず私自身の不調も

「経絡を開き気を通す」ことで乗り越えてきました。

前回、気功と漢方薬で「鉄人」になった人の話をしましたが

それにプラスすべき強力な助っ人があるのです。

「操体法」です。

操体で体のバランスが取れた時・・・

その時全身の経絡が開通し気が流れだすのです。

日々鉄道事故で「○○線が不通」とのニュースを見聞きしますが

これは私たちの体にも起きていることです。

気を循環させることが養生であり、そこに健康な毎日があると信じています。

どうぞ皆様の毎日が豊かに気が循環するものでありますように願っております。

 

茨城県ひたちなか市のマッサージ・鍼灸治療 奈良操体療院

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諦めずにぜひ一度、ご相談下さい。