1月雑記
日々の養生の大切さを数回にわたってお話してきました。
ここでは、そのひとつのヒントになるのではないかと思い
「経絡体操」をご紹介します。
これは「経絡指圧」を提唱し指導、普及に努められた
増永静人先生の考案になるもので非常に治療および健康増進に
効果の高い方法です。
先生は指圧療法には東洋医学の臓腑経絡説の裏付けがあって初めて
効果を発揮すると考えられ、実際目覚ましい実績を残されました。
ただ、増永指圧における経絡は古来より伝わる「経絡図」とは
大きく異なっている為に論争を呼んだこともありました。
しかし増永先生の主張が揺らぐことはありませんでした。
長年の臨床より感得された「生きた経絡」に不動の自信をお持ちだったのでしょう。
後に、入江正先生がFTで「増永先生の経絡を確認した」と
述べておられるのでこの経絡は確かに生きて働いているのは間違いないと思います。
増永先生は又その著書の中で
「仙台の橋本敬三博士は経筋療法で患者のラクな方に運動させて
脱力させると即座に良くなると教えているが、私は経絡の虚実から
身体がしたいと思っている方向に力添えしてやり歪みをとる」
とのべています。
優れた療法の共通点を見ることが出来ると思います。
その操体法と経絡体操は養生の重要な柱になって
私の毎日を支えてくれているのです。
茨城県ひたちなか市のマッサージ・鍼灸治療 奈良操体療院
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諦めずにぜひ一度、ご相談下さい。