「どこからが病気?」

10月雑記

境界線の話です。

健康な人と病人の間にはくっきりと線が引かれているでしょうか?

そろそろ季節的に熱中症の危険性も減少傾向ですが、

所ジョージさんによれば突然眩暈や発汗、

意識障害に襲われ必死に救急搬送を依頼したそうです。

「ある一線を越えなければ大丈夫」というものではなさそうです。

熱中症に限らず「気が付いたら病人になっていた」のが実際の姿でしょう。

五木寛之さんの本に酒も煙草もやらず、

遊びにも行かず健康的な毎日を送っていた人がガン宣告を受け

「なぜだ!」と叫んだという話がありました。

一生病魔に侵されないのは誰もが願うことですが、

それが叶えられるかどうか保証の限りではありません。

問題はリスク管理だと思います。

救命胴衣を装着していたおかげで海に転落しながらも

台風のさなか一晩救助を待ち無事生還したとのニュースを見ました。

人生一寸先は闇といわれますが正にその通り。

次の瞬間何が起こるか「神ならぬ身の知る由もなし」です。

だとすれば対策は次の二点に集約されるでしょう。

(1)危険が予測されることをしない。

また危険な場所に近づかない。

古来より「君子危うきに近寄らず」

「三十六計逃げるに如かず」と言われています。

(2)不測の事態の対処法をよく知っておく。

訓練しておけばなお良い。

水戸のKさんは脳出血直後、絶対安静の指示を出した医師に隠れて

必死に一人でリハビリを行い見事仕事に復帰されました。

「安静になんかしてたら今頃麻痺が残って仕事どころじゃなかったろう」

と述懐されています。

現在のリハビリ医学はできるだけ早期の開始が常識になっています。

どうぞ皆様も病気や怪我のリスクを回避しつつ、

その様な状態になった時のセイフティーネットも

用意していただければと思います。

 

茨城県ひたちなか市のマッサージ・鍼灸治療 奈良操体療院

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諦めずにぜひ一度、ご相談下さい。